【9月18日 AFP】(更新)米ニューヨーク(New York)マンハッタン(Manhattan)のチェルシー(Chelsea)地区で17日夜、爆発があり、当局によると、29人が負傷し、うち1人が重傷を負った。

 爆発についてニューヨークのビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長は同日、これまでのところテロとの関連は確認されていないと述べた上で、意図的なものだったとの見解を示した。また、警察は2つ目の不審物の通報を受けて、付近の別の場所を捜索した。

 消防当局は先に、負傷者は25人でいずれも命に別条はないとみられるとツイッター(Twitter)に投稿していた。

 また警察の広報担当官J・ピーター・ドナルド(J. Peter Donald)氏はツイッターに「マンハッタンの6番街と7番街の間の23丁目で午後8時30分(日本時間18日午前9時30分)ごろ爆発が起きた」「負傷者数人が地域の病院に搬送された」と投稿した。

 爆発の原因はまだ分かっていないが、複数の地元メディアやソーシャルメディアは、ごみ収集箱で爆発が起こったもようと報じている。

 この数時間前には、ニュージャージー(New Jersey)州でも海兵隊主催の5キロのチャリティーマラソンのさなかにごみ箱に仕掛けられていた時限装置付きのパイプ爆弾が爆発する事件が起きたばかりだった。

 デブラシオ市長は、ニュージャージー州とニューヨークの事件について「具体的なつながりはない」との認識を示した。(c)AFP