【9月16日 AFP】スコティッシュ・プレミアシップのグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)に所属するジョーイ・バートン(Joey Barton)が15日、「不適切な」発言があったとしてクラブの練習から追い出されていた件について、謝罪した。

 13日にチームメートのアンディ・ハリデイ(Andy Halliday)と内輪もめを起こしたことで、バートンと強豪レンジャーズとの将来は不透明になっていた。

 レンジャーズのマーク・ワーバートン(Mark Warburton)監督は、バートンに19日までの謹慎を伝えており、同選手は17日に本拠地アイブロックス・スタジアム(Ibrox Stadium)で行われるロス・カウンティFC(Ross County FC)との試合は欠場することになっている。

 今回の事件は、10日に行われた4年ぶりのオールドファーム・ダービー(Old Firm Derby)、宿敵セルティック(Celtic)との一戦で1-5と大敗を喫した3日後に起きた。

 過去には軽犯罪を犯したり、禁固刑を受けたりしたこともあるバートンは15日、ツイッター(Twitter)上に投稿した声明で、発言には申し訳なく思うとした上で、謝罪を行った理由はクラブのことを気にしているからに過ぎないと主張した。

 バートンは、「10日のオールドファームの試合で、皆傷ついていたことに疑いはない。13日の練習では、今回の結果や敗因について包み隠さずたくさん話した」と説明する。

「その時の議論では、今回の試合に関していくつかはっきりとした不一致があったし、激しい単語も使われた。いざこざになった時も、口でしか揉めておらず、それ以外には何もなかった。けれど、いくつかの言葉は基準を超えて度が過ぎていた」

「とはいえ、レンジャーズや自分自身により良いプレーを求めて、勝ち星を挙げることにこだわることについては謝罪しない」

 バートン本人も来週までの謹慎を告げられていることを認めており、「これが必要だとは思わないが、監督の決断を絶対的に尊重する」と付け加えた。(c)AFP