【9月14日 AFP】男子テニス、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が13日、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)で四大大会(グランドスラム)通算3勝目を挙げたスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は「本当に危険な」選手だと語った。

 世界ランキング4位のナダルは、11日に行われた全米オープンの決勝で優勝を果たしたワウリンカについて、ツアーに参戦するあらゆるトップ選手にも対抗できる実力を持っているとしている。

 男子テニス国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2016)のインド戦を控えるナダルは、報道陣に対して「スタンはここ数年で素晴らしいテニスを披露してきた選手だ。彼が好調なときは、どんな相手であろうと凄いプレーをする能力がある」と述べた。

 今季のナダルは手首のけがの影響により、全仏オープン(French Open 2016)で途中棄権し、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon2016)は欠場を余儀なくされ、全米オープンでは4回戦敗退に終わった。

 けがによる休養期間について「一年の中で最もしんどい時期」だったと話す30歳のナダルは、「ツアーに戻ってくることができてとにかくうれしい」と語った。(c)AFP