【9月13日 AFP】写真動画共有サイトのインスタグラム(Instagram)は12日、オンライン上の嫌がらせへの対応策として、ユーザーが「攻撃的」あるいは「不適切」と思う言葉をリストアップすると、その言葉を含むコメントが投稿欄で非表示になるサービスを開始した。

 リストの作成は、プロフィールの中の歯車型アイコンを選択すると表示される新たに追加された「コメント」機能で行うことができる。

 こうした動きは、メディアのサイト上や交流サイト(SNS)などで、相手を罵ったり侮辱したりするコメントが後を絶たないことへの不安が高まる中で実現した。

 フェイスブック(Facebook)傘下のインスタグラムにはすでに、ユーザーがコメントをスワイプで削除できる機能や、攻撃的な投稿を報告する機能、特定のアカウントをブロックする機能などがある。

 セレブの間では、ソーシャルメディア上の嫌がらせに対する対応策として、自分のアカウントを閉鎖する動きが相次いでいる。先月もカナダのロック歌手、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)さん(22)が、ソフィア・リッチー(Sofia Richie)さんとの交友関係について否定的なコメントが多数寄せられたことに腹を立て、インスタグラムのアカウントを削除している。(c)AFP