【9月13日 AFP】男子テニスの最新の世界ランキングが12日に発表され、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)でベスト4入りを果たした錦織圭(Kei Nishikori)が5位に浮上し、優勝したスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は3位の座を維持した。

 11日に行われた全米オープン決勝で、ワウリンカは第1セットを先取されながらも世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を6-7(1-7)、6-4、7-5、6-3で破り、自身3度目のグランドスラム(四大大会)制覇を果たした。

 優勝を逃したジョコビッチだが、2位アンディ・マレー(Andy Murray、英国)と3位ワウリンカに大差をつけ、世界ランク1位の座をキープしている。そしてラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は、全米4回戦でリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)に敗れたものの、前回の5位から順位を上げて4位になった。

 準々決勝でマレーを破った錦織が順位を2つ上げて5位につけた一方で、大会を欠場したロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は順位を3つ下げ、世界7位まで後退している。

 最新のATPランキングは以下の通り。

1位:ノバク・ジョコビッチ/1万4040ポイント

2位:アンディ・マレー/9485ポイント

3位:スタン・ワウリンカ/6260ポイント

4位:ラファエル・ナダル/4940ポイント

5位:錦織圭/4875ポイント

6位:ミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)/4760ポイント

7位:ロジャー・フェデラー/3745ポイント

8位:ガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)/3545ポイント

9位:トマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)/3390ポイント

10位:ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)/3295ポイント

(c)AFP