【9月14日 AFP】ブラジルで開催中のリオデジャネイロ・パラリンピックで、もし義肢や車いすが壊れてしまったらどこへ行けばよいのか、選手たちはみな知っている。ドイツの総合医療福祉機器メーカー、オットーボック(Ottobock)が選手村に設置している修理センターだ。同社はパラリンピックのオフィシャルパートナーとして、長年にわたり無償で修理サービスを提供してきた。

 修理センターで「ブレード」と呼ばれる競技用の義足の仕上がりを待っていたペルーの陸上200メートル代表、ホセ・ルイス・カサス(Jose Luis Casas)選手は「ここは義肢の病院みたいなものだよ」と語った。(c)AFP/Jessica LOPEZ