【9月12日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州で11日、スペインからの分離独立を求める数十万人がデモ行進し、2017年半ばの独立を目指す計画をめぐって意見の違いが生じている州議会の独立派に対し、結束と計画の統一を呼び掛けた。

 この日は、1714年にスペイン王フェリペ5世(Philip V)が州都バルセロナ(Barcelona)を征服した「カタルーニャの日」(ラ・ディアダ、La Diada)に当たる。デモはバルセロナを含む5都市で開かれ、参加者たちは明るい日差しの中、赤と黄色のしま模様のカタルーニャの州旗を掲げ、カタルーニャに暮らす750万人の人々は独立する準備ができていると声を上げた。

 地元警察当局によるとデモの参加者は推定80万人。一方、カタルーニャ州の独立に強く反対する中央政府は37万人と発表している。(c)AFP/Daniel BOSQUE