【9月9日 AFP】深刻な経済危機の中で暴力的な事件が相次いでいるベネズエラで、人々が所有する銃器と家電製品と交換するプログラムを政府が実施している。

 ネストル・レベロル(Nestor Reverol)内相は8日、既に国民1130人が銃と引き換えにテレビや電子レンジ、洗濯機、冷凍庫、タブレット端末などを入手したことを明らかにした。

 首都カラカス(Caracas)中心部で開催された交換会では、レベロル内相が自ら参加者と握手。「あなたにはテレビを差し上げます。兄弟よ、武器回収のイベントに参加してくれてありがとう」と声をかけ、証明書を手渡した。

 イベントでは拳銃やショットガン、ライフル銃のほか、マシンガンも回収され、プレス機で1つずつ粉砕された。

 経済危機に見舞われているベネズエラでは、食料不足や暴動、略奪などが頻発し、治安の悪化が深刻な問題となっている。ちなみに、軍出身のレベロル内相は麻薬取引に関する容疑で米国で訴追されている。(c)AFP