【9月8日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は7日、これまでにも称賛する発言をしているロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領について、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領より「はるかに」指導者としてあり続けてきたと語った。

 トランプ氏はテレビインタビューで、プーチン大統領について「なかなかの指導者だ」と語った。トランプ氏と大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏はこの日、ともにテレビ出演し、安全保障問題や軍事面での資質について別々に厳しい質問を受けた。

 トランプ氏はこれまでにもプーチン氏を称賛してきた。一方のプーチン氏は昨年、トランプ氏のことを「才能ある傑出した」人物と評している。

「(プーチン氏は)国に対して極めて強力な支配力を持っている」とトランプ氏は語り、「それは非常に異なったシステムで、私はそのシステムを好んでいない。だが確実に、彼(プーチン氏)はあのシステムの中で指導者としてあり続けてきた。われわれの大統領の指導者ぶりよりもはるかにね」と述べた。(c)AFP