【9月3日 AFP】(写真追加)中国・湖南(Hunan)省の景勝地、張家界(Zhangjiajie)に架かる世界で最も長いガラスの橋が、開通からわずか2週間もたたずに、観光客らが殺到したことを受けて閉鎖された。

 地元メディアによると、橋を渡ることができるのは1日8000人に限定すると計画していた運営側は、開通後、毎日1万人以上が訪れることに圧倒されたという。

 国営の新華社(Xinhua)通信は当局者の話として、橋は「内部システムの改良」が行われると伝えているが、いつ再開されるかについての明確な言及はなかった。

 また新華社によると、この橋の運営会社は閉鎖期間中に、今後、橋を訪れる観光客らの対処に関連する「ソフトウェアおよびハードウェア」を更新すると述べている。

 一方、ソーシャルメディアの公式アカウントで閉鎖を告知し、すでに予約済みの観光客らに謝罪した運営会社に対して、怒りに満ちた投稿が寄せられた。あるユーザーは「今列車に乗っている。旅行の日程は変えられないし、払い戻しも受けられない。あなたたちは世界を失望させた。世界一の詐欺師だ」と投稿した。(c)AFP