【8月28日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)を昨季限りで退任したマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)氏が、中国スーパーリーグ(1部)の河北華夏幸福(Hebei China Fortune)の指揮官に指名されたことがわかった。27日にクラブがソーシャルメディア上で発表した。

 中国北東部の港町、秦皇島(Qinhuangdao)を本拠地とする河北華夏は、中国版ツイッター(Twitter)の「新浪微博(Sina Weibo)」に、「ようこそペジェグリーニ」のコメントとともに、同氏の写真を投稿した。

 レアル・マドリード(Real Madrid)やマラガ(Malaga CF)を率いた経験も持ち、現在62歳となるペジェグリーニ氏は、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の就任に伴い、この夏に3年間を過ごしたシティを離れていた。

 中国スーパーリーグの各クラブは豊富な資金を使って国外のスターを集めており、そのなかで大物がまた一人、中国のクラブとサインを交わしたことになる。河北華夏は冬の移籍市場で、ASローマ(AS Roma)から1800万ユーロ(約24億円)でジェルヴィーニョ(Gervinho)を、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)から550万ユーロ(約7億円)でエセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)を獲得している。

 中国スーパーリーグではほかに、広州恒大(Guangzhou Evergrande)のルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督、上海上港(Shanghai SIPG)のスベン・ゴラン・エリクソン(Sven-Goran Eriksson)監督ら、複数の有名監督が指揮を執っている。(c)AFP