【8月24日 AFP】米誌「フォーブス(Forbes)」は23日、過去1年間に世界で最も稼いだ女優のリストを発表し、米アカデミー賞(Academy Awards)女優のジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)さんが2年連続で1位となったことを明らかにした。税引き前の推定所得は4600万ドル(約46億円)。

 フォーブスの発表によると、主演した映画『ハンガー・ゲーム(Hunger Games)』最終章からの収入分が最も大きいという。同映画の総収益は6億5000万ドル(約650億円)。

 12月に公開予定のSF映画『Passengers』への前払いがあったことも、3300万ドル(約33億円)で2位となったメリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy)さんとの差が開いた要因の一つだ。

 世界の高額所得ランキング女優上位10人が、2015年6月1日からの1年間に稼いだ所得総額は、税金・手数料込みで2億500万ドル(約205億円)だった。25日発表予定の同男性俳優ランキングでは、これをはるかにしのぐ数字が提示されるとみられている。

 3位は、2500万ドル(約25億円)でスカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)さん。ジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)さんは、2100万ドル(約21億円)で4位に入った。アニストンさんの場合、主にCM契約による収入だという。

 ハリウッド(Hollywood)での知名度はそれほど高くないが、中国のファン・ビンビン(Fan Bingbing)さんが2年連続でトップ5に入った。推定所得は1700万ドル(約17億円)。

 フォーブスのリストでは、1000万ドル(約10億円)でインドのディーピカー・パードゥコーン(Deepika Padukone)さんが10位に入った。ハリウッド以外からランク入りしたもう一人の女優だ。(c)AFP