【8月24日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は23日、プレーオフの第2戦が各地で行われ、FCポルト(FC Porto)やセルティック(Celtic)らが本戦出場を決めた。

 本拠地での第1戦を1-1で終えていたポルトは、主将のダニエレ・デ・ロッシ(Daniele de Rossi)とエメルソン・パルミエリ(Emerson Palmieri)が早い段階で退場し、数的不利となったイタリア・セリエAの強豪ローマ(AS Roma)を3-0で下し、合計スコア4-1でグループリーグ進出を決めた。

 試合は前半8分にフェリペ(Felipe Augusto de Almeida Monteiro)のヘディングシュートでポルトが先制すると、ローマはデ・ロッシがマキシ・ペレイラ(Maxi Pereira)へ足の裏を見せて突っ込み、レッドカードで一発退場。10人となって前半を終えた。

 さらにローマは、後半開始直後にもエメルソンが危険なスライディングタックルで一発退場。対するポルトは、ミゲル・ラユン(Miguel Arturo Layun)とヘスス・コロナ(Jesus Corona)のメキシコ代表コンビの連続ゴールで勝負を決めた。

 ハポエル・ベアシェバ(Hapoel Beer-Sheva FC)と対戦したスコットランド王者のセルティックは、この日は敵地で0-2の敗戦に終わり、相手の猛烈な逆襲にひやりとさせられたものの、2戦合計スコア5-4で突破を決めた。

 ブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督が率いるセルティックは、3季ぶりのチャンピオンズリーグ本戦出場となる。一方、ハポエル・ベアシェバにとっては、前半のマハラン・ラディ(Maharan Radi)のPK失敗が致命傷となってしまった。

 FCモナコ(FC Monaco)はファビーニョ(Fabio Henrique Tavares 'Fabinho')が終了直前にPKを決め、2戦合計3-1でビジャレアル(Villarreal CF)に勝利。

 ポーランドのレギア・ワルシャワ(Legia Warsaw)はダンドークFC(Dundalk FC)と1-1で引き分け、2戦合計3-1で勝利した。アイルランド王者のダンドークは、夢のチャンピオンズリーグ出場はならなかった。

 ブルガリアのPFCルドゴレツ・ラズグラド(PFC Ludogorets Razgrad)は、ヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)とのアウェーゲームを2-2で乗り切り、2戦合計4-2で勝利している。

 24日には、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が就任したマンチェスター・シティ(Manchester City)が、ステアウア・ブカレスト(Steaua Bucharest)との第2戦に臨む。シティは第1戦に5-0で大勝している。(c)AFP