【8月25日 AFP】英政府は22日、発電容量が最大180万キロワットに達する「世界最大」の洋上風力発電所をイングランド(England)沖に建設する計画を承認した。

 認可を受けた「ホーンシー・プロジェクト・ツー(Hornsea Project Two)」では、イングランド沖約90キロ付近に風車を最多で300基設置する計画。全体の発電容量は160万世帯の電気を賄える量だ。

 新事業はこれまで世界最大をうたってきた総発電容量120万キロワットの「ホーンシー・プロジェクト・ワン(Hornsea Project One)」を拡張するもの。いずれも洋上風力発電所の運営で世界最大手のデンマークのドン・エナジー(Dong Energy)が手掛ける。

 同社は今年に入ってプロジェクト・ワンの最終的な投資決定を行ったが、ツーについてはまだ正式な投資決定を下していない。プロジェクト・ツーが計画の最大容量で建設されることになった場合、投資額は約60億ポンド(約79億円)と見込まれる。(c)AFP