【8月22日AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2016)第11戦のチェコGPは21日、MotoGPクラスの決勝が行われ、LCRホンダ(LCR Honda MotoGP)のカル・クラッチロー(Cal Crutchlow、英国)がウェットコンディションの中、初優勝を果たした。

 イタリアのレジェンド、モビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)が、総合首位に立つレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)を抑え、2位に入った。

 総合首位の座を守ったマルケスは197ポイントで、2位のロッシには53ポイント差をつけている。17位に終わったモビスター・ヤマハのホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)は、138ポイントで総合3位に後退した。

 クラッチローは、英国人ライダーとしては1981年のバリー・シーン(Barry Sheene)氏以来となるWGP最高峰クラスでの優勝を飾っている。(c)AFP