【8月21日 AFP】戦闘や空爆が激化しているシリア第2の都市アレッポ(Aleppo)で過去3週間に300人を超える民間人が死亡したと、在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が20日発表した。

 同監視団によると、政府軍による包囲を破るべく反体制派が大規模な攻勢を始めた7月31日以降の民間人死者は333人に上ったという。このうち子ども49人を含む民間人165人は、政府側が支配しているアレッポ西部への反体制側の攻撃で死亡。さらに168人は反体制派が支配しているアレッポ東部に対してロシア軍および政府軍が実施した空爆で死亡した。(c)AFP