【8月20日 AFP】リオデジャネイロ五輪は19日、サッカー女子の3位決定戦が行われ、カナダが2-1でブラジルを破り、2大会連続の銅メダルを獲得した。一方、開催国ブラジルは3日前のスウェーデン戦に続く屈辱的な敗北を喫し、母国五輪で表彰台を逃す結果に終わった。

 カナダは前半にディアン・ローズ(Deanne Rose)、後半に主将のクリスティン・シンクレア(Christine Sinclair)がそれぞれ1得点ずつ記録し、情熱的な観客を絶句させた。

 一方、国際サッカー連盟(FIFA)の世界最優秀女子選手に通算5度輝いているマルタ(Marta)を擁するブラジルは、五輪開幕直後の2試合で中国とスウェーデンから計8得点を稼ぎ出し、母国のファンらを熱狂させていた。

 しかし、それ以降は3位決定戦の後半34分にベアトリース(Beatriz Zaneratto Joao)が1点を返すまで、400分以上も無得点が続いていた。

 同日にマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で行われる決勝では、スウェーデンとドイツが金メダルをかけて対戦する(c)AFP