【8月18日 AFP】(更新、写真追加)リオデジャネイロ五輪は17日、レスリング・フリースタイル女子48キロ級の決勝が行われ、登坂絵莉(Eri Tosaka)が終了間際の土壇場でマリア・スタドニク(Mariya Stadnyk、アゼルバイジャン)を破り、金メダルを獲得した。

 ロンドン五輪銀メダリストのスタドニクを相手に、試合終盤までリードを許していた登坂だが、残り数秒というところで相手を倒して2得点を加え、土壇場での逆転勝利で日本の金メダルラッシュの口火を切った。

 世界選手権女王でもある登坂は「試合に集中していたし、勝つためにはもうここしかないと思っていた」とコメントしている。

 中国の孫亜楠(Sun Yunan)は、わずか54秒の勝利で銅メダルを獲得。もう1人の銅メダリスト、エリツァ・ヤンコワ(Elitsa Yankova)は、ブルガリアに今大会初のメダルをもたらした。(c)AFP