【8月17日 AFP】リオデジャネイロ五輪で16日に行われた陸上男子三段跳び決勝で、銀メダルを獲得したウィル・クレイ(Will Claye、米国)が、交際相手の陸上女子選手の前にひざまずき、プロポーズをした。前日の馬術金メダリストに続き、リオ五輪に訪れている求婚ラッシュの波に乗った形だ。

 クレイは銀メダルを獲得後、観客席に駆けのぼり、婚約者でハードル選手のクイーン・ハリソン(Queen Harrison、米国)にプロポーズした。

 クレイは、「指輪はかばんの中に入れていた。指輪はしばらく前に買ったもので、あとはタイミングの問題だった」と語った。

「競技の結果がどうなっても、今日プロポーズするべきだと思っていた。ばれないようにしていたから、彼女も気づかなかったと思う。彼女はただ、わっと泣き出した。僕たちにとって、感動的な瞬間だった」

 今回のリオ五輪でのプロポーズは、クレイが初めてではない。15日に馬場馬術個人で金メダルを獲得した英国のシャーロット・デュジャルダン(Charlotte Dujardin)は、長く婚約していた男性から、「Can we get married now?(もう結婚できる?)」と書かれたTシャツで、改めてプロポーズを受けた。

 また14日には、女子3メートル板飛び込みで銀メダルを獲得した中国の何姿(He Zi)が表彰台に上った直後、男子シンクロ3メートル板飛び込みで銅メダルを獲得した秦凱(Qin Kai)にプロポーズされるサプライズを受けていた。(c)AFP