【8月17日 MODE PRESS】米ファッションデザイナーのザック・ポーゼン(Zac Posen)は昨年4月、米デルタ航空(Delta Air Lines)と契約を結び、客室乗務員やグランドスタッフ、サポートクルーが着用する制服のデザインを手掛けることになった。しかし、仕上がったデザインがセクシーすぎるうえに実用的でないとして、デザインのやり直しを余儀なくされた。

 米大衆紙ニューヨーク・ポスト(New York Post)掲載の情報筋によれば、「ザックのデザインは客室乗務員にとって実用的でないとされ、デザインの段階で苦戦しています。乗務員は制服を長時間着用するため、快適なデザインでなければなりません。彼のデザインは、セクシーで素晴らしいですが、動きにくく、さまざまな年齢や体型の乗務員が着用することを想定していません」という。

 デルタ航空の広報担当者は「今秋、制服をデルタ航空の8万人の従業員にお披露目します。そして2016年の終わりから2017年初頭にかけて、世界中、約1000人の従業員による試着試験期間も設けます。その後、実際に着用した従業員からのフィードバックを元に、ザックと彼のチームと微調整を行います。2018年にすべての従業員に新制服を配給する予定です」とコメントした。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS