【8月15日 AFP】(一部更新)終戦記念日の15日、安倍晋三(Shinzo Abe)首相は靖国神社(Yasukuni Shrine)への参拝を見送り、首相としてではなく自民党総裁の肩書きで玉串料を奉納した。

 安倍首相の代理人として参拝した側近の西村康稔(Yasutoshi Nishimura)総裁特別補佐によると、玉串料は私費で奉納したという。

 一方、閣僚では高市早苗(Sanae Takaichi)総務相と萩生田光一(Koichi Hagiuda)官房副長官が参拝。中谷元(Gen Nakatani)前防衛相も参拝した。また、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」に所属する議員67人(うち59人が自民党所属)が集団参拝を行った。

 毎年参拝していた稲田朋美(Tomomi Inada)防衛相はアフリカ東部ジブチを訪問中で、今年の参拝は見送りとなった。(c)AFP