【8月14日 AFP】リオデジャネイロ五輪のゴルフ男子に出場しているヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、スウェーデン)は13日、バンカーや池が張り巡らされたタフなオリンピックGC(Olympic Golf Course)を攻略し、10番ホールでは小型のワニと触れ合うという新たなコース上の技術を披露した。

 世界ランキングの上位4選手が出場を辞退する中、出場選手中最上位に立つ同5位ステンソンは、10番ホールの池に生息するカイマン亜科のワニの頭をクラブでつついた。

 ワニが逆方向を向いていたことも手伝って、ステンソンはそれをつついてみようとフェアウェーを遠回りして池のほとりに行くと、ワニに近づき続けた。

「ロブウェッジで少し遊んでみた。それでうまくやれると思ったんだ。もしワニが倍のサイズだったら、より長いアイアンを使う必要があったかもしれない。彼はそんなに大きくなかった。私にとっては都合の良い方向を向いていたね」

 この地域には通常サイズのクロコダイルが生息しているが、五輪で112年ぶりの開催となったゴルフで人目をひく観客になろうとはしていない。

 この10番でバーディーを奪ったステンソンは、単独首位に立ったジャスティン・ローズ(Justin Rose、英国)と1打差で最終日を迎える。(c)AFP