【8月14日 AFP】リオデジャネイロ五輪は13日、ゴルフ男子の3日目がオリンピックGC(Olympic Golf Course)で行われ、英国のジャスティン・ローズ(Justin Rose)が通算12アンダーで単独首位に浮上し、同種目112年ぶりとなる金メダル獲得に前進した。2位には1打差で第145回全英オープン(The 145th Open Championship)覇者のヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、スウェーデン)がつけている。

 世界ランキング12位のローズは、6アンダーの猛チャージで単独首位に立ち、出場選手中最上位となる同5位のステンソンは、この日3アンダーを記録した。

 入りの5ホールで2イーグル、1バーディーを奪った36歳のローズは、14番でボギーをたたいたが、15番と16番で約2メートルのバーディーパットを沈めた。

 先月メジャー初勝利を飾ったステンソンは、5番ホールで約9メートルのパットを沈めてイーグルを記録すると、14番ホールでは約6メートルのバーディーパットを沈めた。

 2日目で単独首位に立ったマーカス・フレイザー(Marcus Fraser、オーストラリア)が通算9アンダーで3位につけ、バッバ・ワトソン(Bubba Watson、米国)、エミリアーノ・グリジョ(Emiliano Grillo、アルゼンチン)、ダビド・リングメルト(David Lingmerth、スウェーデン)が4位タイに並んでいる。

 また、ジャコ・ヴァン・ジル(Jaco van Zyl、南アフリカ)は、パー3の8番ホールで1打目を7番アイアンで沈め、11日に五輪史上初のホールインワンを達成したローズに続き史上2人目の快挙を遂げた。(c)AFP/Jim SLATER