【8月12日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は11日、リオデジャネイロ五輪に出場するケニア代表選手団が、ドーピング違反をしたとされる陸上競技のコーチ1人に対し、帰国を命じたことを明らかにした。

 報道によると、帰国が命じられたコーチはジョン・アンズラ(John Anzrah)氏で、選手を装ってドーピング検査を受けたとされている。

 IOCの広報担当者は「ケニアオリンピック委員会(KOC)が、陸上コーチ1人がアンチドーピングルールに違反したとして、帰国を命じたことを確認した。ケニアオリンピック委員会の迅速な対応に感謝する。IOCはすぐに同コーチと関係選手の事情調査のため懲戒委員会を設置した」と声明を出した。(c)AFP