【8月8日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)が7日、12日の試合を最後に現役を引退することを表明。今後はチームのスペシャルアドバイザーに就任すると発表した。

 2004年にテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)からヤンキースに移籍したロドリゲスは、フロントに入る決断を下すのはとても難しかったと明かし、記者会見で「今日はつらい一日だ」と語った。

「野球が大好きだし、ヤンキースが大好きだ。だけど今日、僕は両方に別れを告げなくてはならない」

「22年間もプレーできるなんて思ってもいなかった。このチームで現役最後を迎え、ヤンキースに残り、次世代を担う若手のアドバイザーになる。スタインブレナー(Steinbrenner)一家には、このような機会を与えてくれたことに感謝していると伝えたい」

 2015年シーズンはヤンキースで指名打者としてプレーしたロドリゲスだが、今季は成績が低迷し、7月22日以降で先発出場は1試合しかなかった。(c)AFP