【8月7日 AFP】インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)は6日、英ロンドン(London)のウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われ、リバプール(Liverpool FC)は新加入のサディオ・マネ(Sadio Mane)の活躍などにより、FCバルセロナ(FC Barcelona)に4-0で快勝した。

 サウサンプトン(Southampton FC)から移籍金3400万ポンド(約45億3000万円)でリバプールに加わったマネは、前半15分に先制点を決めると、後半にはそのクロスが元リバプールのハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)のオウンゴールを誘った。

 ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督率いるリバプールは、その後ディボック・オリジ(Divock Origi)が3点目を決めると、ロスタイムにはマルコ・グルイッチ(Marko Grujic)が加点し、プレシーズンマッチ8試合で6勝目を挙げた。

 この結果、ICCは2年連続でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)の優勝に決まった。

 リバプールは前半にジェームス・ミルナー(James Milner)がかかとを負傷し途中交代したが、クロップ監督は、「内容にも結果にも満足している」とコメントしている。

「この試合を過大評価したくはないが、それでもわれわれにとっては好ましい結果だ。試合前にわれわれがバルセロナに劣るとは思っていなかったし、試合後もわれわれが彼らを上回っているとは思わない」

 リバプールは7日にかつてクロップ監督が指揮したマインツ05(Mainz 05)とドイツで親善試合を行い、来週のアーセナル(Arsenal)とのリーグ開幕戦に臨む。

 10日に本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)でサンプドリア(Sampdoria)と最後のプレシーズンマッチを行うバルセロナは、14日にセビージャFC(Sevilla FC)とのスペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup 2016)第1戦を控える。

 バルセロナのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、「初めから2つのチームは完全に異なったリズムでプレーしていた。まったくわれわれの日ではなかったが、準備という意味では収穫もあった。われわれの持っている力に疑いはない」と語っている。(c)AFP/Tom WILLIAMS