【8月5日 AFP】リオデジャネイロ五輪は4日、サッカー男子1次リーグの試合が各地で行われ、グループDではポルトガルが2-0でアルゼンチンに快勝。サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)を制したA代表に続く金メダル獲得を目指し、幸先の良いスタートを切った。

 アルゼンチンはリオネル・メッシ(Lionel Messi)が代表引退を表明し、ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が現在31歳となっており、世代交代の時期がともに迫っている両国の対戦は、ポルトガルに軍配が上がった。

 ポルトガルは後半21分にゴンサロ・パシエンシア(Goncalo Paciencia)のゴールで先制すると、同39分にはピテ(Luis Pedro de Freitas Pinto Trabulo aka Pite)のシュートがアルゼンチンのGKヘロニモ・ルジ(Geronimo Rulli)の股下を抜けて決まり、勝利を収めた。

 グループDのもう1試合では、ホンジュラスが3-2でアルジェリアに勝利している。

 一方、グループCではドイツと2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得したメキシコが対戦し、激しい雨の中で行われた試合は2-2で引き分けた。

 オリベ・ペラルタ(Oribe Peralta)のゴールで先制したメキシコは、ドイツのサージ・ナブリー(Serge Gnabry)に同点ゴールを許したものの、ロドルフォ・ピサロ(Rodolfo Pizarro)のゴールで勝ち越した。

 しかし、ドイツはボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)がプレシーズンツアーを行っていた中国からチームに合流したマティアス・ギンター(Matthias Ginter)のゴールで同点に追いつき、勝ち点1を獲得した。(c)AFP