【7月31日 AFP】中米ホンジュラスで小頭症の新生児が3日間に6人誕生し、ジカウイルスの拡散に対する新たな懸念が持ち上がっている。複数の医師が30日、明らかにした。

 6例すべてがジカウイルス関連の小頭症で、特にジカの被害が大きい首都テグシガルパ(Tegucigalpa)の真南に位置するチョルテカ(Choluteca)市内の同一の病院で記録された。ジカウイルスは蚊の媒介だけでなく性交渉でも感染する。

 疫学者のグスタボ・アビラ(Gustavo Avila)氏は「小頭症の新生児は毎年生まれるが、3日間に6人はただならぬ事態だ」と語った。(c)AFP/Noe LEIVA