【7月26日 AFP】英スコットランド(Scotland)のヘロインに溺れた若者たちを描き、米ハリウッド(Hollywood)の映画界に衝撃を与えたサブカルチャー映画『トレインスポッティング(Trainspotting)』──公開から20年の時を経て、待望の続編の予告編が25日、公開された。

 ブラックコメディーを特徴とした1作目の続編は「T2」の仮名で呼ばれており、俳優のユアン・マクレガー(Ewan McGregor)、ユエン・ブレムナー(Ewen Bremner)、ジョニー・リー・ミラー(Jonny Lee Miller)、ロバート・カーライル(Robert Carlyle)ら、前作でおなじみのキャストが再び集結した。批評家に絶賛された前作同様、メガホンを握ったのは、ダニー・ボイル(Danny Boyle)監督だ。

 ツイッター(Twitter)のオフィシャルアカウントで公開された41秒間の予告編では、BGMでイギー・ポップ(Iggy Pop)の「ラスト・フォー・ライフ(Lust for Life)」が流れるなか、画面手前を列車通過し、その後に、マクレガー演じるレントン、ブレムナーのスパッド、ミラーのシック・ボーイ、カーライルのベグビーが駅のプラットホームに現れる。雰囲気は、前作のそれをしっかりと踏襲している。

 続編の設定は、オリジナルから9年後となっており、アービン・ウェルシュ(Irvine Welsh)の原作「トレインスポッティング ポルノ(Porno)」のストーリーを基にしている。

「T2」は来年早々、英米で公開予定。予告編はhttps://twitter.com/T2Trainspottingで公開されている。(c)AFP