【7月24日 AFP】シリアの医師団体は24日、この24時間で北部アレッポ(Aleppo)にある仮設の医療施設4か所と血液バンク1か所が空爆を受けたことを明らかにした。

 アレッポの医療施設を支援するシリア人医師の団体「独立医師連合(IDA)」によると、アレッポ東部の小児医療施設は午前1時に空爆を受け、酸素供給が断たれた生後2日の赤ちゃんが死亡したという。この医療施設は9時間前にも空爆を受けていた。IDAは声明で「医師たちは同僚たちに身を守るよう叫ぶことと、赤ちゃんをかばうことしかできなかった」と語った。

 シリア政府軍とロシア軍によるアレッポの医療施設に対する空爆が激しさを増しており、空爆を受けた4か所の医療施設はすべて閉鎖することになるだろうとIDAは述べている。(c)AFP