【7月22日 AFP】米国では21日、共和党の大統領候補に指名されたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が行った指名受諾演説に対し、各界の著名人がさまざまな反応を寄せた。マイクロブログのツイッター(Twitter)上に投稿されたコメントからいくつか紹介する。

■民主党のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員

「トランプ氏は言った、『私は単独でこれを解決できる』と。この男が目指しているのは大統領か、それとも独裁者か?」—@BernieSanders

■作家のスティーブン・キング(Stephen King)氏

「あれは党大会じゃない。リンチ集団に近かった。共和党員よ、あなた方は恥じて顔を伏せるべきだ」—@StephenKing

■民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官

「私たちは、これよりまし」—@HillaryClinton

■米白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」元最高幹部、デービッド・デューク(David Duke)氏

「トランプ氏の演説は素晴らしかった。米国第一! 戦争反対! 腐敗したエリートを打ち負かせ! わが国の国境を守れ! 公正な取引を! これに勝る演説はない!」—@DrDavidDuke

■チェスの元世界チャンピオン、ガルリ・カスパロフ(Garry Kasparov)氏

「私はこの15年間、この手の演説をたくさん聞かされてきた。請け合うが、ロシア語でも、ちっともましには聞こえないよ」—@Kasparov63

■共和党の2008年大統領候補ジョン・マケイン(John McCain)上院議員の娘、メーガン・マケイン(Meghan McCain)さん

「私が所属していた政党は、終わった」—@MeghanMcCain

■米紙ボストン・グローブ(Boston Globe)のコラムニスト、マイケル・コーエン(Michael Cohen)氏

「これまで聞いた米政治家の演説の中で、最も希望がなく、最も陰鬱で、最も独裁的だ」—@speechboy71

■保守系週刊誌ウィークリー・スタンダード(The Weekly Standard)のウィリアム・クリストル(William Kristol)編集長

「トランプ氏の演説は、通常の感覚では演説とはいえないものだった。テンポも、リズムも、論拠もだ。ただ、主張を並べて叫んでいただけだった。それがうまくいったのかもしれない」—@BillKristol

(c)AFP