【7月22日 AFP】ミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人の引き締まった二の腕は有名だが、実はカラオケの腕前も見事だということが判明した。

 ミシェル夫人は、英コメディアンのジェームズ・コーデン(James Corden)が司会を務める米テレビ番組「レイト・レイト・ショー(Late Late Show)」の「カープール・カラオケ(Carpool Karaoke)」コーナーに登場。ホワイトハウス(White House)の敷地内を案内しながら、スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)の「涙をとどけて(Signed, Sealed, Delivered I'm Yours)」やビヨンセ(Beyonce)の「シングル・レディース(Single Ladies)」といったヒットナンバーを披露した。

 この深夜のトーク番組でシリーズ化されているこのカラオケコーナーには、過去にジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)やアデル(Adele)、エルトン・ジョン(Elton John)といったスター歌手らも登場している。ミシェル夫人の登場回には、オバマ大統領一家のシークレットサービスのコードネームや夫人がソーシャルメディアサイトの「スナップチャット(Snapchat)」を始めたことなどがトークの話題となり、一家がホワイトハウスを明け渡した後の生活についてもジョークが飛び交った。

 ジェームズはミシェル夫人に対し、「(ホワイトハウスを出た後に)なくなって残念だと思うものはありませんか?」という質問を投げ掛けた。「例えば24時間いつでも呼べるルームサービスとか?午前3時に電話して、『グリルしたチーズとミルクシェークをお願い』って」

 これに対しミシェル夫人は、大統領一家としての豪華な生活を失うことよりも、自由を再び手にすることの方が意味は大きいと答え、それに「グリルしたチーズ入りのおいしいサンドイッチなら自分で作れるわ」と付け足した。

 さらにミシェル夫人は、自身が世界規模で展開する女子教育キャンペーンについても紹介し、テーマ曲の「ジス・イズ・フォー・マイ・ガールズ(This is For My Girls)」を熱唱。同曲を歌っているのは、元デスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child)のケリー・ローランド(Kelly Rowland)やジャネル・モネイ(Janelle Monae)、ミッシー・エリオット(Missy Elliott)だ。

 番組にはその女性ラッパーのミッシーも登場し、2001年の自身の曲「ゲット・ユア・フリーク・オン(Get Ur Freak On)」を歌うミシェル夫人をサポートした。(c)AFP