【7月21日 AFP】米交流サイト(SNS)大手フェイスブック(Facebook)は20日、同社テキストメッセージアプリ「メッセンジャー(Messenger)」の月間利用者が10億人を超えたと発表した。

「フェイスブック」の利用者は16億人を超え、同社が2014年に約200億ドル(約2兆円)で買収した別のメッセージアプリ「ワッツアップ(WhatsApp)」の利用者も10億人を超える。「メッセンジャー」は、同社3つ目の10億人超えのアプリとなった。

 フェイスブック傘下のその他のサービスには、利用者5億人以上を誇る画像共有サービス「インスタグラム(Instagram)」や、バーチャル・リアリティー(仮想現実、VR)機器開発の「オキュラスVR(Oculus VR)」などがある。

 広告が表示されるフェイスブックの「エコシステム」に利用者をとどめることができるため、メッセンジャーの利用者増は同社により多くの収益をもたらすとみられる。

 同社によると、メッセンジャーは、米アップルの基本ソフト(OS)「iOS」の中で、フェイスブックに次いで2番目に人気が高いアプリだという。(c)AFP