【7月20日 AFP】(更新、写真追加)米共和党は19日、オハイオ(Ohio)州クリーブランド(Cleveland)で開催中の党大会で、不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を党の大統領候補に正式に指名した。大富豪の実業家がライバル16人を打ち負かした激しい候補指名争いに決着がついた。

 トランプ氏はツイッター(Twitter)で「大変な栄誉だ」と指名を歓迎。「懸命に働くつもりだし、君たちを失望させない! アメリカ・ファースト(米国第一)だ!」と書き込んだ。

 会場ではトランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア(Donald Trump Jr)氏が集まった代議員を前に「今夜、ドナルド・トランプを代議員獲得数でトップにできたことを誇りに思う」と語ると、拍手喝采が湧き起こった。

 トランプ氏は21日に指名を正式に受諾する見込みで、11月の大統領選で民主党の指名を確実にしているヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官と対決することになる。(c)AFP