【7月19日 AFP】シリア北部アレッポ(Aleppo)県で19日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が支配する村の郊外を、米国主導の有志連合が空爆し、子ども11人を含む一般市民少なくとも56人が死亡した。また、多数の市民が負傷したという。在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が発表した。

 同NGOのラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表によると、アルトゥカル(Al-Tukhar)村を襲った今回の空爆は、民間人をIS戦闘員だと思い込んだことによる誤爆とみられるという。

 連合軍側は、今回の件について直接のコメントを出していないものの、報告を調査するとしている。

 アルトゥカル村は、ISが支配拠点を置くマンビジ(Manbij)から北へ14キロ離れた位置にある。(c)AFP