【7月18日 AFP】男子ゴルフのヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、スウェーデン)が18日、英スコットランド(Scotland)のロイヤルトゥルーン(Royal Troon)で行われた男子米国ツアーメジャー第3戦、第145回全英オープン(The 145th Open Championship)の優勝を亡き友人にささげた。

 フィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)との一騎打ちを制したステンソンは、クラレットジャグ(Claret Jug)を掲げながら、米国の友人で先日がんのため74歳で死去したマイク・ガービッチ(Mike Gerbich)さんについて言及し、「これは君のものだ」とコメントした。

 2012年に米国へ移住する以前は、アラブ首長国連邦(UAE)に居住していたステンソンは、「彼はドバイ(Dubai)で本当に良き友人の一人だった。彼のことは昔から知っていた。彼は熱心なゴルファーであり、素晴らしい人物だった」と語った。

「彼は長い間がんと闘っていたが、死期が近いと知ったのは火曜日(12日)のことだった。そして残念ながら水曜日(13日)の朝に米国でこの世を去ってしまった。彼はずっと私を応援してくれていた。良い日も悪い日も、彼はいつも私にメールをくれて、大会にも足を運んでくれたこともあった」

「この勝利は心から彼にささげる。今週は彼が一緒にいてくれていたように感じていた」

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