【7月14日 AFP】音楽界の大物カップルだったポップ歌手のテイラー・スウィフト(Taylor Swift)さんとDJのカルヴィン・ハリス(Calvin Harris)さんが破局したとき、2人は今後も「良き友人」でありたいと語っていた。だが、そうはいかなかったようだ。ハリスさんは13日、自身の新曲をめぐってスウィフトさんを強く非難した。

 ハリスさんが腹を立てているのは、リアーナ(Rihanna)さんをボーカルの一人に迎えた新曲「This Is What You Came For」が実はスウィフトさんとの共作だったことが明らかになったこと。これはスウィフトさんの横柄さを示すものだと反発している。

 ハリスさんは簡易ブログのツイッター(Twitter)に「新しい関係でハッピーにやってるんなら、それに集中しなよ。元カレを傷つけようとするんでなくてさ」と投稿した。「新しい関係」とはスウィフトさんの新恋人とうわさされる英俳優トム・ヒドルストン(Tom Hiddleston)さんのことを指したものとみられる。

 ハリスさんの攻撃はさらに続く。ツイッターでスウィフトさんとケイティ・ペリー(Katy Perry)さんとの不仲をあてこすり、「君は今、ツアー中じゃないよね。だからケイティみたいにいたぶってやる新たな相手が必要なわけだ。だけど、悪いが俺は違うよ。そんなことはさせない」と書き込んだ。

 幾つかの芸能情報メディアはスウィフトさんの代理人の話として、ハリスさんの新曲がスウィフトさんとの共作であるのは事実だが、彼女は2人の関係が曲に与える影響を案じて自分の名が表に出ることを望んでいなかったと報じている。

 米芸能情報サイトTMZによれば、2人の破局はこの曲がきっかけだった可能性がある。当時、新曲についてインタビューを受けたハリスさんが曲について話し合ったことはないとスウィフトさんに語ったことに、スウィフトさんが怒ったという。2人の破局が分かったのはその数日後だった。(c)AFP