【7月13日 AFP】恒例の「牛追い」で知られるスペイン北部パンプロナ(Pamplona)のサン・フェルミン祭(San Fermin Festival)で、レイプや性的暴行のかどで男15人が拘束された。

 12日の同市市役所発表によると、容疑者のうち2人は告訴されずに釈放され、1件の訴えについては告訴が見送られた。

 祭りの始まりを告げるロケット花火「チュピナソ」を上げる開会式は、男性が女性の胸をさわるなどの性的暴行が報告され悪評が立っており、パンプロナ市当局は近年、そのような暴行を防止するためにさまざまな対策を立ち上げている。

 今月6日に始まり14日に終わる9日間の祭りは、音楽演奏や毎日の「牛追い」、そして24時間休みなしの酒盛りなどに集まった人々でごった返す。(c)AFP