【7月12日 AFP】中国・上海(Shanghai)の「上海ディズニーランド(Shanghai Disneyland)」の来園者が、先月16日のオープンから1か月足らずで100万人近くに達した。

 米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニー(Walt Disney)のロバート・アイガー(Robert Iger)最高経営責任者(CEO)は11日、米コロラド(Colorado)州アスペン(Aspen)で行われた「フォーチュン・ブレーンストーム・テック・カンファレンス(Fortune Brainstorm Tech Conference)」で、「ほぼ100万人がこのテーマパークを体験したと考えて良いだろう」と語った。

 上海ディズニーランドの入園料はピークシーズンで499元(約7750円)、他の時期は370元(約5750円)に設定されている。米国文化の輸出そのものと言える巨大テーマパークのターゲットは、共産党一党支配の中国で増え続ける中産階級だ。

 上海ディズニーランドは先月半ば、ディズニーの主要テーマパークとして世界で6番目にオープン。香港(Hong Kong)には2005年に開園しているが、中国本土では初となる。(c)AFP