【7月12日 AFP】英国のテリーザ・メイ(Theresa May)内相が13日、同国の首相に就任することが決まった。

 メイ氏の首相就任は、デービッド・キャメロン(David Cameron)現首相の後任を決める与党・保守党の党首選挙で、最後の対立候補だったアンドレア・レッドソム(Andrea Leadsom)・エネルギー閣外相が撤退したことを受けて確定した。

 キャメロン首相は11日の発表で、13日に議会で最後となる質疑応答に出席した後、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)に辞表を提出し、メイ氏が同日夜までに首相に就任すると表明した。

 メイ氏はこれから、先日の国民投票で承認された欧州連合(EU)離脱に向けた交渉を率いていくことになる。夫のフィリップ(Philip May)氏や、支持を表明している議員らとともに議会前に姿を見せたメイ氏は「英国にとって最善のEU離脱条件を目指し交渉に当たる」必要性を強調した。(c)AFP/Katherine HADDON