【7月11日 AFP】安倍晋三(Shinzo Abe)首相(自民党総裁)は10日、同日行われた参議院選挙での勝利を宣言し、長年の悲願である憲法改正に向けて弾みをつけた。

 10日の選挙で有権者は、日本経済が停滞する中でも安倍首相を支持。自民党と公明党の連立政権は、参議院議席の過半数を獲得し、非改選の議席を合わせて146議席を確保することになった。

 専門家らは、改憲に前向きな小政党の協力も得ながらも、安倍首相は憲法改正の発議に必要な議席数を手に入れたことになると指摘している。(c)AFP/Kyoko HASEGAWA