台北の列車で爆発、24人負傷 警察「車内に爆竹のようなもの」
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【7月8日 AFP】台湾の台北(Taipei)で7日夜、走行中の列車の中で爆発があり、少なくとも24人が負傷した。
爆発は現地時間同日午後10時(日本時間同午後11時)ごろ、列車が台北市内の駅に進入していた際に発生。その後、小規模な火災が発生し、車内は真っ暗になった。
林全(Lin Chuan)行政院長(首相)は記者団に対し、「悪意を持つ者の仕業のようだ。撤退的な捜査を行う」と述べた。
地元メディアは目撃者の話として、男が長方形の黒い物を列車内に持ち込んでいたと報じている。
警察は監視カメラの映像を調べて男の身元の特定を急いでいるが、事前に脅迫などは一切なかったという。
警察幹部は列車内で「爆竹のようなもの」が見つかったとし、それが爆発したようだと話している。
台北では2014年に地下鉄で大学生が4人を殺害する無差別通り魔事件が起きており、公共交通機関の警備体制の見直しが行われていた。(c)AFP