【7月6日 AFP】米シカゴ(Chicago)の地元紙シカゴ・トリビューン(Chicago Tribune)は5日、米大リーグ(MLB)のピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)に所属する韓国出身の姜正浩(Jung-Ho Kang、カン・ジョンホ)内野手を、シカゴ警察が性的暴行疑惑で捜査していると報じた。

 事件が起きたのはパイレーツがシカゴ・カブス(Chicago Cubs)と敵地で対戦した6月17日で、姜は今のところ起訴はされていないが、捜査の対象になっているとシカゴ・トリビューン紙は伝えている。

 シカゴ警察によると、女性は姜とデートアプリで知り合い、同選手が宿泊していたホテルで酒を飲んでいる最中に気を失い、15分後に意識を取り戻した際には性的暴行を受けていたとしている。女性はそれから10日後、警察に被害届を出した。

 パイレーツは5日に声明を発表し、「姜正浩が警察の捜査を受けていることは把握している」とコメントした。

「われわれは今回の問題をとても深刻に受け止めており、大リーグ機構と選手会の方針に沿って対応していく。現時点でこの問題はコミッショナー事務局に委ねられている」

「われわれはこれまで通り、コミッショナー事務局に全面協力する」

(c)AFP