【7月2日 AFP】(更新)バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)で武装集団が飲食店を襲撃し、人質数十人を取って立てこもっていた事件で2日、軍や警察当局によると、店内に突入した軍の特殊部隊を含む治安部隊は13人の人質を救出、襲撃犯6人を射殺し、店の包囲を解除した。

 軍報道官はAFPの取材に対し「作戦は終了した。事態は収拾した」と述べた。

 突入した緊急行動部隊(RAB)の司令官によると、襲撃犯6人を含め、多数の死者が出たという。

 またこの司令官はインドのテレビ局、タイムズ・ナウ(Times Now)に対し、救出した人質13人のうち3人は外国人で、10人はバングラデシュ人だと話している。

 時事通信(Jiji Press)によると、日本政府は救出された人の中に日本人1人が含まれていたと明らかにした。(c)AFP