【7月1日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のエース左腕クレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)が30日、腰を痛めて故障者リスト(DL)入りした。

 ここ数日間腰に痛みと凝りを訴えていたカーショウは前日、検査を受けたミルウォーキー(Milwaukee)からロサンゼルス(Los Angeles)に戻った。痛みを和らげるための硬膜外麻酔を受け、7日間は安静が必要とみられるカーショウは、1日のコロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)戦で先発する予定となっていた。

 カーショウが先発した試合での14勝2敗を含め、今季の通算成績を44勝37敗としているドジャースは、ナ・リーグ西地区首位のサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)に6ゲーム差をつけられている。一方で、シーズンの折り返しに差し掛かったワイルドカード争いでは、ニューヨーク・メッツ(New York Mets)とマイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)を抑えてトップに立っている。

 最後に登板した先月26日のピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)戦で、9安打4失点で今季2敗目を喫したカーショウについてドジャースのデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督は、「数週間は問題なかったが、少し悲鳴を上げてきたようだ」と明かした。

 サイ・ヤング賞(Cy Young Award)を3度獲得しているカーショウは、今季121回を投げて145個の三振を奪い、11勝2敗の好成績を記録。防御率1.79と0.7を切る与四球率は大リーグトップの数字となっている。(c)AFP