【6月29日 AFP】インドネシアで、大規模な偽造ワクチン販売組織が摘発され、子どもたちへのワクチン再接種が必要な場合が出ている。

 警察当局は先週、インドネシア全土に10年以上にわたって偽のワクチンを販売していたとする犯罪組織を摘発し、16人を逮捕した。結核、B型肝炎、破傷風などの偽ワクチンを流通させていた疑いが持たれている。

 インドネシアの保健省は現在、警察当局と協力して事件の規模の把握を進めており、インドネシア食品医薬品局はすでに医療施設30か所からワクチンを押収しているが、犯罪組織の影響が及んでいた範囲はまだ分かっていない。

 インドネシア保健省のオスカー・プリマディ(Oscar Primadi)報道官はAFPに「ワクチンの再接種が必要なら、それを実施する。不可能なことではない」と語った。

 またインドネシア小児科医会は、子どもへの影響が不確かな親に対し、ワクチンの入手元について病院や医療施設に問い合わせるべきだと推奨している。

 この問題が明るみに出たのは、製薬大手がインドネシア当局に自社製品の偽造品が製造されていると通報したことがきっかけだった。(c)AFP