【6月27日 AFP】2010年に起きたイスラエル軍によるトルコ支援船の襲撃事件で、イスラエルとの外交関係が悪化していたトルコのビナリ・ユルドゥルム(Binali Yildirim)首相は27日、イスラエルから2000万ドル(約20億3000万円)の補償金が支払われることになると発表した。

 同国の首都アンカラ(Ankara)で会見したユルドゥルム首相によると、この画期的な協定には「可能な限り早い」時期に、両国の大使駐在を復活させることも含まれているという。

 2010年に発生したこの事件では、海上封鎖を突破してパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)入りを試みた支援船がイスラエル軍の急襲を受け、トルコ人活動家10人が死亡した。(c)AFP