【6月27日 AFP】世界最高峰のスーパーラグビー(Super Rugby)に参戦するサンウルブズ(Sunwolves)は27日、マーク・ハメット(Mark Hammett)ヘッドコーチ(HC)が今季限りで退任することを正式に発表した。

 スーパーラグビーに新規参入したサンウルブズの指揮官として厳しいシーズンを過ごしている43歳のハメットHCは、退任後にニュージーランドへ戻り、同じスーパーラグビーのオタゴ・ハイランダーズ(Otago Highlanders)でアシスタントコーチを務めることになっている。

 現役時代には元オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のフッカーとして活躍したハメットHCは、日本代表のテストマッチでも暫定指揮官を務めた。日本は先頃行われたカナダ戦で勝利を収めたものの、昨年のラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で唯一負けを喫したスコットランドとの戦いでは、2敗を喫した。

 今季のスーパーラグビー終了後には、ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)の次期HCとして、現ハイランダース指揮官のジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)氏が就任することになっている。(c)AFP