【6月27日 AFP】競泳のリオデジャネイロ五輪米国代表選考会は26日、ネブラスカ(Nebraska)州オマハ(Omaha)で初日が行われ、ライアン・ロクテ(Ryan Lochte)が男子400メートル個人メドレーで3位に終わり、五輪での同種目連覇の可能性がついえた。

 ロクテは序盤先行したものの、平泳ぎでチェイス・カリシュ(Chase Kalisz)に先頭の座を奪われると、自由形でも逆転することができなかった。カリシュは、萩野公介(Kosuke Hagino)が出した今季世界最速記録に次ぐ4分9秒54で優勝を飾った。4分11秒02を記録したジェイ・リザーランド(Jay Litherland)が2位に入り、カリシュとともに五輪出場権を獲得している。

 午前中に行われた予選の平泳ぎで脚の付け根を負傷したと明かしたロクテは、4分12秒02で3番手に終わり、代表の座を逃している。

 それでも、8日間にわたり行われる代表選考会でロクテは100メートル自由形、200メートル背泳ぎ、100メートルバタフライ、200メートル個人メドレーに出場を予定しており、自身4度目の五輪出場の可能性を残している。(c)AFP