【6月24日 AFP】ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)の主催者は23日、女子テニスのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が膝の故障により欠場することを発表した。

 大会主催者はツイッター(Twitter)に「ビクトリア・アザレンカは膝のけがのためウィンブルドンを欠場することになった。お大事に、アザレンカ」と投稿している。

 元世界ランク1位で、2度の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)優勝を誇るアザレンカは、カリン・ナップ(Karin Knapp、イタリア)と対戦した全仏オープンテニス(French Open 2016)1回戦で膝を負傷し、途中棄権を余儀なくされていた。

 27日に開幕する大会で女子シングルスの第6シードに入っていたアザレンカは、第2シードだった2013年大会の2回戦でも右ひざの故障を理由に棄権しており、6週間後に控えるリオデジャネイロ五輪出場も危うい状況になっている。

 アザレンカは2012年のロンドン五輪では女子シングルスで銅メダル、混合ダブルスで金メダルを獲得している。(c)AFP